干合について
干合には流派によって色々と言われます。
流派によっては考え方も違うので、絶対にこれ!!
というのは無いものと考えてください。
下記の考え方は格局を求める時に使うものになります。
ですが、絶対に必要か!?と問われると
鑑定の際はそこまで必要ありません。
干合とは干と干が夫婦関係のように
お互いが結び付く状態のことを言います。
縁がある。縁が深い。惹かれるもの。などの意味でとっていただければ十分です。
甲と己が結びつき、干合します。
庚と乙が結びつき、干合します。
丙と辛が結びつき、干合します。
壬と丁が結びつき、干合します。
戊と癸が結びつき、干合します。
一応、干合には3種類があります。
最初は理解できませんので、飛ばしてもらって大丈夫です(^ ^)
・無作用干合
・倍化干合
・変化干合
干合で気をつけることは月令が大事に
なるということです。
*干合でのルール
下記の図で干合の下に書いてある五行が、月令の場合変化します。
・月令が違う場合、無作用干合か倍化干合になります。
・日干と干合した場合は、無作用はありません。
変化干合の場合
陽は陽に変わり、陰は陰に変わります。
甲己の干合で月令が土の五行の場合、干合した天干は土の五行に変化します。
甲木が戊土に変わり、己土は土の五行のために己土のままです。
乙庚の干合で月令が金の五行の場合、干合した天干は金の五行に変化します。
乙木が辛金に変わり、庚金は金の五行のために庚金のままです。
丙辛の干合で月令が水の五行の場合、干合した天干は水の五行に変化します。
丙火は壬水に変わり、辛金が癸水に変わります。
丁壬の干合で月令が木の五行の場合、干合した天干は木の五行に変化します。
丁火は乙木に変わり、壬水は甲木に変わります。
戊癸の干合で月令が火の五行の場合、干合した天干は火の五行に変化します。
戊土は丙火に変わり、癸水は丁火に変わります。
下記の図が干合と変化する五行になります。
**無作用干合について**
例題
年柱と月柱が干合し、月令が違うと無作用になる
時 日 月 年
辛 壬 庚 乙←天干
亥 子 戌 亥←地支 月令戊
この場合庚と乙と干合し無作用になります
天干に残るのは辛壬のみになります
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**倍化干合**
時 日 月 年
辛 乙 庚 丁←天干
亥 亥 戌 卯←地支 月令戊
干合 乙庚
日干が干合すると無作用干合はありません。
倍化干合か変化干合になります。
この場合、日干乙と庚が干合します
月令は戊で変化はしませんので
庚が倍化になり二干になります。
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**変化干合**
時 日 月 年
辛 壬 丁 辛←天干
亥 亥 卯 丑←地支
甲 ←月令甲木
先ほどとは違い月令が卯で木になります。
壬と丁が干合し変化干合になります
壬→甲
丁→乙に変化します
変化した例題
時 日 月 年
辛 甲 乙 辛←天干
亥 亥 卯 丑←地支 月令甲木
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